久しぶりの徳島ラーメン

大垣を朝8時ごろに出てそのまま徳島へ向かいました。

ほとんど高速道路を通り徳島に着いたのは午後1時くらい。

せっかくの徳島なので私としてはやっぱり「徳島ラーメン」

食べたい!

やってるとこを調べると意外に月曜日はお休みが多い。

でもその中で評価も高そうなお店を発見。

狭ーい道を通ってなん度も曲がるところがあって最後はぎゅうぎゅうの駐車場。

やっとの事で停めてお店に!

そのお店は「やまきょう」北矢三町にあるラーメン店です。

頼んだのはやはりこれ。

「肉たまご入り中華そば」

こってりして懐かしい味で美味しかった!

どんぶりにはひらがなで「やまきょう」とありお店ののれんにはカタカナで「ヤマキョウ」とあってどっちが最初なのかなって思いました。

カタカナとひらがなでは印象は違いますよね。

徳島ラーメン懐かしいかったのには理由があってじつは徳島は妻の実家があるんです。

もう今は引退して無いのですが妻の実家は金属の加工の会社をやってたんです。

しかも私が妻と結婚するときに、後を継ぐ人がいないからやってみてほしいと言われて少しだけ金属加工をしている妻のお父さんの会社で働いていました。

結果的には1年くらいでまた東京へ戻ってしまったのですが。

全然違う職種。

すごくいい勉強になったし楽しかったです。

その会社ではパイプを曲げる仕事や溶接など様々な事をやってました。

私の中で特に印象的に残っているの事があって、

それは、当時のマンションなどの扉にアルミのモールで飾りが付いていたんですよ。

そのアルミを曲げる仕事。

じつはこれが大変です。

「前にいた人は一日300本くらい曲げてたよ」と言われ

どう言う事なのかそれが多いのか少ないのかもわからず。

とりあえずやってみる事に

木製のアーチ状の型にスリットが入っていてそれのそわしてアルミを曲げるんです。

一見簡単そうです、ほんとそこまでは簡単。

その後が問題です。

その曲げたアルミのモールは平らなテーブルに置くと端っこがぴょんって歪んでる。

それを手で歪みを治すんです。

それが大変。

曲げ方によって歪か他もバラバラ。

数本やってこれはいちに300本なんて終わらんわって思いました。

それから考えたんです!

歪まないように曲げる事ができればいいんだって。

手でやるから力のかけ具合がばらついては歪む。

だったらと思い。

アルミの角パイプ曲げて組み合わせて、それに均等に力がかかるように考えてヘンテコな器具を作ったんです。見た目は完全にガラクタ(笑)

それを使って何度も調整して出来たんです!

「くにゅくにゅ」って簡単に曲げれるヘンテコな器具。

でもそれで一日300本が目標だったのが午前中で500本が出来ました。

変な感じでしたが自分の中嬉しかったです!

そもそも何に苦労していて根本はどこなのかを理解する。

前の富良野のお店の時もプリンの充填機があったんです、でもそれが量がばらつく、カタログには±5mlってなっているけどすごくばらつく、調整がすごく難しい。

結果生地を入れた後で調整。

なんかいいのが無いかと考えて、ネットで調べまくってたどり着いたのが薬の分注機。

それもシリンダーで吸い取って充填

それなら体積にばらつきがでいくい

すぐに電話してでも機を送ってもらって使ったら最高!

全然バラつかない。

今まで充填して微調整していた作業が無くなり、一気に生産性が上がりました。

生産性を上げるのに最初にやるべきは二度手間を無くす事。

ただ二度手間になってる事がわかるかどうか、

その作業が当たり前になっていてまるで風景となって見えない。

そもそもこの作業はなんの為にあるんだとか、逆に発想している事も大切だと思います。