ざっくりですが、私の店舗を出すための費用の考え方
新しく店舗を出すのにどのくらいの費用がかかるのか?
またどのくらいの費用をかけれるのか?
思うに、一つのことを決めるとそれを基準に全部決まってきてしますと思うんです。
一つの事とのバランスがあると思うんです。
例えば、お店を何人でやろうと考えているのかで製造室や店舗の広さが出てくると思います。
一人でやろつお考えるのと4人で稼働を目標に考えるのではその広さは全然違うと思います。
一人でやるのに広すぎると動線が悪いし、逆に4人でやるのに狭すぎるとそれも動線が悪く、
当然ですが丁度いい広さがあると思うんです。
次に、家賃です。
家賃が目標売り上げの何%くらいになるのかも出て来ます。
例えば家賃を売上の10%くらいと考えた場合です。
週休2日だとすると、1ヶ月の稼働日数は平均して、52週あるので52週×5日を12ヶ月で割ると21.6日
まぁ1ヶ月22日として。
22日かける目標売上の10%です。
普通にやったとして一日の売上が7万平均だったとすると7万×22日で154万円です。
その10%は15.4万円なのでそれが理想の家賃がなって思います。
それで人件費はと言うと理想は20%だと考えます。
なので1ヶ月の売上が154万だったすればまぁ30万くらいが人件費に相当します。
また、人件費と材料費を合わせて60%が理想だとも考えています。
なので材料費が高ければ人件費を下げると言うかいかにして生産性を上げるのかです。
次に店舗を出すのに掛けれる費用です。
理想的にはかける費用の最大はイメージできる年商(1年間の総売上)だと思います。
自分の考えるその理由は店舗を出すのにかけた費用は毎年10%つつ返済して10年で返済です。
10年で返済が終わらないと10年後に控えた古くなった店舗や機材のメンテナンス費用が出ません。
これは銀行などからの借入だとしても自己資金だとしても同じで、自己資金だった場合でもそれは自分が店舗に貸したとも考えた方がいいと思うんです。
自己資金だったとしても自分に返済してもらうイメージです。借入だったら利息のことも考える必要がありますが。
なので1ヶ月の平均売上が154万のイメージであれば掛けれる費用は1500万くらいだと思います。
その費用で最大限にすることを考えるだと思います。
2001年に富良野でオープンした時の話です。
その時は東京で働いている時に頑張って貯めた700万が原資でした。
1日の売上のイメージは7万でした。
すると同じです掛けれる最大の費用は1500万でしたが、私の中では借入はしないと考えていました。
と言うよりも突然富良野に現れた意味不明の銀行とも取引のない私に貸してもらえるわけないです。
なのでどうやって700万円で収めるかです。
富良野へ行って決めた店舗、そこは60坪で家賃は10万と格安でした。
広さが60坪もあったので店舗の入り口側の約25坪くらいの所を仕切ってそこだけの改装にしました。
後ろは全部バックヤードです。
改装費用は必要最小限にしたのですが約400万円かかりました。
すると機材に使える費用は300万円です。
でもなんとかなると思いました。
まぁオーブン、ガス台、ミキサー、冷蔵庫、ショーケースは必要だけどそれ以外は何かで代用でもして乗り切りたいと考えました。
できるだけ中古機材です。
今でも憶えています、オーブン60万、ミキサー15万、ショーケース40万などです。
富良野に行く前に町田だったと思いますが100均のお店でたくさん買いましたなんと4万円分、なので400個。
小さなボールから計量カップ、ゴムベラ、陳列に使えそうなカゴなどなど。
機材小物と全部で約300万円に収めました。
そのまま運転資金も考えずオープンでした。
次回は東京での店舗の費用の考え方を書きます。
店舗開店資金の考え方の話しは、とても面白いし勉強になります。これからも色々教えてください、
ありがとうございます。
私の独自の考えですが、ざっくりと全体像は掴んでると思います。
今までとこれからを比較しながら書こうともいます!